宛先
日本助産師会
日本助産学会
全国助産師教育協議会
日本産婦人科感染症学会
日本産科婦人科学会
日本産婦人科医会
日本看護協会
日本小児科学会
日本周産期・新生児学会
2022 年 4 月 25 日
新型コロナウイルス流行下の産科医療に関する署名、提言書、質問書の提出について
団体名:リプロ・リサーチ実行委員会
repro.researching@gmail.com
リプロ・リサーチ実行委員会は、新型コロナウイルス流行下の産科医療の状況、日本内外のガイドラインの確認、そのエビデンスの把握に務めて発信するとともに、妊娠出産当事者や家族およ び医療者の経験を実態アンケートやヒアリング調査によって収集してきました。 その結果をまとめ、新型コロナウィルス診療の手引きの改訂を求め 2021 年 10 月 29 日に提言を厚生労働省母子保健課に届けましたが、未だ改善には至っていません。貴会にも同日質 問書を届け、回答をお願い致しました。
本日、改善を求める約 11.700 名の署名と併せて、提言と質問をまとめ、再び厚生労働省母 子保健課に提出し、記者会見を行いました。それに伴い、貴会にも改めて質問をいたします。 また、母子保健課あて提言、第 1 部アンケート、第 2 部アンケートの報告書、データをまとめた原稿も、資料としてお送りしますので、お目通しいただけますようお願いします。
記
新型コロナウィルス感染拡大下においても、すべての女性が安全でポジティブな出産体験を得る権利が保証される必要があるため、記述する3点(出産の医療介入増加、立ち会い・付き添い出産と入院中の面会の制限、母子分離・母乳育児環境の変化)において、早急な改善を求めます。
また、以下3点の質問に対し、5 月末までにリプロ・リサーチ実行委員会代表メールアドレスにご回答をお願い致します。ご回答の有無、ご回答の内容に関しては当委員会のサイトで公開します。
a.新型コロナウィルス診療の手引きと学会が提示する新型コロナウィルス流行下の対応が、海外のエビデンスや WHO ・UNICEF・ICM・FIGO などの示す提言と乖離している認識はありますか。ある場合、それを改善する必要があるとお考えですか。
b.新型コロナ流行下に産科ケアを利用した女性の満足度や困りごとなど、実態を貴会が調査す る予定はありますか。ある場合、どのような調査で期日はいつの予定ですか。具体的にお願いしま す。
c. 貴会に所属する医療者が働く各施設の方針の違いや医療利用者の経験について、周産期医 療に関する実態調査を予定していますか。予定している場合、どのような調査でしょうか。具体的にお願いします。
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